みなさんこんにちは、SEOアカデミーにようこそ。
今回はインハウスSEOのメリットとデメリットについて解説します。
説明不要とは思いますが、インハウスSEOとは"SEO対策の内政化"のことです。
外部に委託するSEO対策をアウトソーシングSEOと呼びますので、その対極にある考え方ですね。
インハウスSEOはコスト削減できてサイコー!、、とはいきません。
アウトソーシングは専門家がやるから絶対間違いない!、、、ともいきません。
うまく両者のメリットとデメリットを比較検討して導入する必要があります。
しかも慎重に、です。ビジネスの成功に関係しますからね、SEO対策って。
個人的にはインハウスSEO推しですので、インハウスに絞ったお話をしましょう。
それでは簡単に紹介しますと、、、、。
インハウスSEOのデメリット
・SEO専任の人材確保が難しい
・SEO担当者として育成するのにコストがかかる
・最新の動向を絶えずチェックする必要がある
インハウスSEOのメリット
・社内機密の漏洩リスクが減る(無くなる)
・SEOに関するノウハウが蓄積される
・意思決定や判断のタイムラグが短縮できる
他にも業態や事業規模など、様々な要素でメリット・デメリットは違ってくると思います。
とりあえず3項目ずつ紹介させてもらいました。
インハウスSEOのメリット・デメリットの関連情報は、ネット上に沢山転がっています。
是非色々な意見や考え方を参考にしてみて下さい。
それではひとつずつ解説していきましょう。
デメリット①
SEO専任の人材確保が難しい
これは割とイメージしやすいかと思います。
今までの業務と全く違う仕事が増えるワケですからね、人材の確保若しくは選任が必要です。
じゃ誰がやる?誰が出来る?専任?兼任?
とか、あまり簡単にいきそうにないですよね。
新しくSEO対策専任のスタッフを雇えるか、現在のビジネスと並行して担当者を選任するか。
などなど、コストの問題もあったりして結構複雑かもですね。
特にそこそこ大きい企業なら尚更、、、。
デメリット②
SEO担当者として育成するのにコストがかかる
即戦力が社内に居たり、求人で見つかったりすれば最高です。
本当に何も言う事ないですね、でもそんな簡単にいくとは思えない、、、。
となると育成するしかないよね?という事です。
じゃ誰がSEO担当者を育成すんの?という話に繋がります。
(そもそも育成できる人が社内に居れば何の問題もないのです、色々)
社外のSEO関連セミナーを受講したり、教材買って勉強したり、、、。
時間もお金もかかります、人材育成ってそんなモンです。
それに耐えられるか、というのが結構重要。
さて、いかがでしょう。
デメリット③
最新の動向を絶えずチェックする必要がある
SEO業界というのは、Googleの方向転換やアップデートなどに敏感です。
常にアンテナ張ってます、情報感度高いです。
そういう方々と同じように、SEO関連情報のチェックが欠かせません。
だってSEO対策担当者ですもの。
アウトソーシングでSEO対策やっている場合は必要ないですよね?
外部の専門家がその辺りキッチリやってくれますもの!(適当)
とはいえメリットもあります、ちゃんとあります!説明します!
メリット①
社内機密の漏洩リスクが減る
これ、ピンとくる方どれくらい居ますか?SEO関係者以外で。
私たちはアクセス解析ツールを使ってクライアントさんのサイトをチェックします。
ものすごい普通の事です。
でも、その中に御社のビジネスに関する情報が詰まりまくりってご存じですか?
(SEO関係者以外の方で。)
御社のサイトに、どこから、誰が、どんなキーワードで、どれくらいの頻度で、、、、等々。
そういった情報を持っています、SEO対策を委託した先の会社は。
これって結構怖いことだと思うんですよね、普通なら社内機密ですよ?
それを当たり前のように外部の企業に流している、競合他社に漏洩したら困りません?
自社でSEOを行えば、すくなくともそういったリスクは回避できます。
(世の中のSEO対策会社が情報を悪用している、悪用する、といった意味ではないです)
ある意味リスクマネジメントかもしれませんね。
インハウスSEOって。
メリット②
SEOに関するノウハウが蓄積される
まあ、アレですよ。経験値ってやつです。
外部に委託しているとなかなか難しいです。
自分たちで情報を処理して、考えて、予測して、仮説を立てて、、、、。
そういったプロセスを繰り返すことが大事なんですよ、何でも。
そこから得られるものは非常に大きいですよ、という話です。
これは詳しく解説するまでも無いですかね。
メリット③
意思決定や判断のタイムラグが短縮できる
これはちょっと難しいかもです、キチンと説明します。
前提として、アウトソーシングSEOの場合、情報の即時共有は難しいという点があります。
大体の場合月一回のコンサルティングとか、毎週レポートくれる、とかそんな感じかと。
そうなってくると、リアルタイムの状況変化に対応出来ないんですよ。
もし、自分の手元に情報が全てあるとすれば、状況変化に対応する事は可能です。
(但し、変化に対して適切な判断・予測が出来る場合)
状況変化に即時対応出来ないと、ビジネスチャンスを潰しかねないですよね?
そういったリスクを減らす事が出来る、という事です。
(但し、変化に対して適切な判断・予測が出来る場合)
もし仮に、SEO対策を委託している先が、ものすごい丁寧に、頻繁に連絡をくれるような会社なら、この心配はないです。
そうでない場合、上記のリスクが伴いますよね?という話です。
インハウスSEOの準備をして損は無い!と思います。
これは物凄い主観的なアレですけど、、、。
インハウスSEOの導入については、自社の業態や状況・目指すものなど様々な要素が絡んでくると思います。
色々な情報に触れて、将来的にどうすべきか、どうしたいのか、検討してみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに。
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