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Googleのアップデートを振り返ってみよう


Google検索の画面


SEOアカデミーにようこそ!


今回はGoogleが行った過去のアップデートについて振り返ってみます。


ペンギン・パンダに関しては省略しました、、、散々語りつくされているようなので。


ハミングバードアップデート


2013年頃に実施されたアップデートです。


検索クエリからユーザーの検索意図を理解する能力が向上しました。


いわゆる『文脈からの理解』が可能になったのがこの頃からです。


キーワードから意味を理解して、返す検索結果のマッチングを行います。


それがハミングバードアップデート。


検索ユーザーの検索スキルが向上が実装の背景にあると思います。



クオリティアップデート


2015年4月頃に実施されたアップデートです。


これはほぼパンダアップデートと同種と考えていいでしょう。


目的は『低品質コンテンツの排除』です。


ここにおける低品質とは、コンテンツとして意味をなさないものを指します。


過剰最適化や、そもそも無意味なコンテンツのことですね。


ランクブレイン


ランクブレインは2015年10月頃に実装されました。


最大の特徴は、検索ランキング作成のために人工知能を実装した点。


検索ユーザーが求める検索結果の精度が飛躍的に向上しました。


そして、いわゆるロングテールキーワードの理解力も改善されました。



人工知能のイメージ

AMPの実装


2016年10月頃から開始されたプロジェクトです。


厳密にはアップデートではありませんが、紹介します。


モバイルページでの読み込みスピード向上を目的として開始されました。


主にニュースサイトや通販サイトで使用されていた技術です。(2021年現在も使用されています)




検索結果の品質向上アップデート


2017年2月頃に日本国内限定で実施されたアップデートです。


背景には某まとめサイトの不祥事問題があったと考えられます。


検索ランキングにおいて、上位表示のみを目的としたサイトの順位が下落。


その代わりに、ユーザーのニーズを掴んでいる高品質ぺージが評価されるように調整されました。



フレッドアップデート


2017年3月頃に実施されたアップデートで、世界的に大変動が起こりました。


内容についての公式発表はありません。


そもそも、この“フレッドアップデート”というネーミング自体非公式です。


対象としては、以下の3点が挙げられます。


・大量コンテンツを有するサイト

・過度なアドコンテンツを有するサイト

・メインコンテンツに対してアドコンテンツの面積が極端に多いサイト


先述の通り、このアップデートはGoogleからのアナウンスは一切行われていません。


AIによる情報解析のイメージ

プロジェクトアウルアップデート


2017年4月頃実施されたアップデートです。


主な特徴は2点。


・フェイクニュースの取り締まり

・検索品質評価ガイドラインの改訂


PV数稼ぎのために作成されたようなウソ・大げさなコンテンツを標的としたものです。


誤解を招くような情報の記載や、悪意を持って作成されたコンテンツ、陰謀論などですね。


そういったコンテンツを"低品質"と評価し、検索結果に表示させないようにしたようです。



SSLによる評価の実施


2017年10月頃行われました、これもアップデートではありませんが紹介します。


検索順位を上げる・下げるといった目的で行われたものではありません(当時)。


暗号化されていないぺージはchromeを使用した際に“保護されていない通信”と表示されました。


直接SEOに関係はありませんが、事実上検索結果に影響を与えた評価改訂です。



医療・健康に関するアップデート


2017年12月頃に実施されました。


このアップデートはGoogleからの公式発表が行われたアップデートです。



医療や健康に関する検索結果の改善を目的としたアップデートです。


信頼性や情報の有益さが指標となっています。


ちなみにこのアップデートは医療・健康に関する検索の6割に影響を与えました。


医療健康に関するイメージ


コアアルゴリズムアップデート


2018年3月頃実施されたアップデート。


基本的な考え方は、『過少評価ぺージの再評価』です。


複数のランキング要因を改訂し、当時検索結果に非常に大きな影響を与えました。


品質の問題ではなく、ページの再評価を目的としたアップデートでした。


そのため、高品質と思われたぺージでも順位が大幅下落したケースも多数観測されています。



モバイルファーストインデックス


2018年3月頃実施された評価変更。


インデックスの仕組みを変更しただけで、ランキング要因の変更ではありません。


インデックスの際に、PCとモバイルどちらの情報を参照するかという事ですね。


PCとモバイルの情報に整合性がないと、スパム判定を受ける可能性があるので注意が必要です。


コアアルゴリズムアップデートの微調整


2018年4月頃実施。


同年3月に行われたアルゴリズム変更の調整です。


歯車と電球

スピードアップデート


2018年7月頃実施されたアップデートです。


モバイルページにおける、読み込みスピードをランキング要因とする調整。


ぺージ読み込みが極端に遅いページに対してのみ影響が出ました。


モバイルシフトの象徴的なアップデートと言えるでしょう。


単純にスピードだけが要因でない点にも注意が必要です。


検索意図は非常に強いシグナルであり、クエリと関連性が高ければ上位表示は可能。


あくまで、極端に遅いぺージが対象です。


コアアルゴリズムアップデート再調整


2018年7月頃に実施されました。


大きな調整ポイントは、関連性に関する評価変更です。


時間と共に検索の意図、クエリの意図が変わるという事を考慮した調整のようです。


バートアップデート


2019年10月頃実施されました。


ポイントは、人工知能による言語処理能力が飛躍的に向上した点です。


文脈の理解力向上、検索意図の理解、ユーザー体験に重きを置いたアップデートですね。





このブログを書いた人

中村芳夫

SEOアカデミー学長

認定SEOコンサルタント

一般社団法人全日本SEO協会 広島県支部長

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SEOアカデミー学長中村芳夫
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